
お話し
日本大学豊山高等学校・中学校
田中正勝先生

男子が成長する瞬間っていうサブタイトル上がっていますけれどもいかがでしょう。
小学生の男の子が中学入試に向かっていく中で、「いつスイッチが入るのかなあ」なんていうふうに思っているお母さん多いんじゃないかなと思いますが、結論から言うと
大学入試でも入らない子がいる
っていうのが多分、東京の男子校の先生方、同じような答えが返ってくるんじゃないかなあって思います。
ちょっとある意味奥手な男子が、どういう成長を遂げていくのか、お話ししていきたいなと思います。
さあ日大豊山なんですけども、この中に校舎が映っています。

左上の方に高いビルが何本も立ってますが、真ん中の白い60階建ての建物、サンシャイン60なんですね。その先の方に池袋の駅があって、道路がずっと伸びています。首都高速5号線池袋線で、緑の森がありますがその中にポツンと茶色い四角い建物があります。あれが日大豊山なんですね。

駅から10秒、これは来られた方は本当だって言ってくれます。実際に雨降っても傘ささない生徒がたくさんいるような学校ですからね。
そういう学校にどこから来てるのってことなんですが、イメージ的に一番遠いのは栃木の宇都宮、実は2人来てるんですね。
お互い違う小学校で違う塾だったんですが、たまたま豊山に来たら宇都宮が二人いたってびっくりしてましたけども。
茨城の土浦、つくば、そして古河。熊谷、深谷、本庄、これは高崎線です。
そして南の方ですと、横浜の先ですよ大船、鎌倉、逗子、横須賀。逗子の子はお兄ちゃんが野球やってて弟がバレーボールやってましたけども、本当にもう、海岸のすぐ側に住んでるような子。
卒業しましたけど秩父から6年間通った子もいます。
こういう風にですね、「私立の学校を選ぶ」ということは、いろんな仲間がいろんなエリアから集まってくる。それが6年間成長してやがて大学を目指す中で、いろんな学部、職域に広がっていく。これがものすごくダイナミックであるっていうことですね。ちょっとイメージしてもらえると学校選びって何かなっていうのが見えてくるんじゃないかなというふうに思います。
さあ日大豊山てどんな学校かというこですが、キーワードとしては
男子校、大学付属、そして多様性
なんとなく去年、大学付属っていうものに対して、世の中が目を向けてくれた傾向があったようなんですが、大学付属ってもいろいろあります。
豊山そんじょそこらの付属じゃないよ
ていうことをですね、キーワードとして挙げさせていただきます。

さあいかがでしょう。
日大豊山こんな学校です。
裸の男子が中央に立つ。
水泳部です。220人の水泳部員、その中にはトップアスリートからエンジョイスイマーまでたくさん集まってくるんですね。そして甲子園にも行っている高校野球。サッカー部ももう一つ勝てば去年全国でした。
でもこういう男子校のイメージじゃなくて、その間に立っている白衣の二人、この2人は生物部です。実はよーく見ると手にある生き物を持ってるんですね。答えはヘビ2匹飼っています。
先日コーンスネークというオレンジ色のヘビが脱走してしまいましてですね。私ヘビ嫌いなんですが、それでも触ることができるような、そんな綺麗なヘビなんですが、エレベーターに1人で乗ってたっていうね。そんな出来事もありました。
サッカー部の隣、これは鉄道部です。男の子ってどうなんでしょうね。今日私の話を聞いていただいてる皆様のお子様たち、サッカー大好き野球大好き水泳大好き、でも、鉄道も好き、アニメも好き、昆虫も好き、プラモデルも大好きなんていう少年も多いんじゃないですか。
このように、君たちはたくさんの個性を持ちあわせて、その個性をいかにしっかり出せるか。個性は出して当たり前だし持ってて当たり前。
でも多様性っていうのは何かって言ったら、君たちの仲間が出し切った個性を誰がキャッチするの?
そうなんですここがポイントなんですね。
君達自身が、相手のことをちゃんとキャッチしなかったらいけないんです。
今回のオリンピックの開会式でもダイバーシティって言葉が何度も出てきました。これはいろんな国、いろんな人種、そして男性女性問わず様々な仲間が集まって、その中でそれぞれの個性をしっかりと受け入れようよ、そんなことがメッセージだったと思うんですね。
10年ぐらい前までの男子校の説明でしたら、「異性がいないから自分の事を思いっきり表現できるよ」なんていう言い方をした時代もあったかもしれません。でも違うんです。
今は個性を出して当たり前、そしてその個性を君たち自身がちゃんとキャッチできる。
そんな力をこの6年間でしっかりとつけてほしい。
だからいろんな仲間と学び合ってほしい、絡み合ってほしい。
豊山てゴリマッチョだけじゃないです。いろんな子がいます。生物部の生物オタク。いい意味で言いますよ、オタクって。例えばカブトムシの大きさのギネス記録、芸能人で哀川翔さんって方いらっしゃいますが、元々その方が持ってた記録を超えちゃった、そんな少年がいました。今、大学で生態系の研究をしています。
鉄道部で鉄道研究熱心だった子が今、JRで勤めている。
次のことを考えていく中で自分をしっかり出し切る、そんな瞬間を皆さん方には味わってほしいなと思ってますね。

インターハイという全国大会が長野県で行われてるんですが、そこに本校の生徒、参加しています。1人1人の力じゃなくて学校対抗で、圧倒的な点数差で豊山高校が全国通算11回目の優勝、4連覇を果たしたんですね。その水泳部の部長が今ここに写ってる真ん中のちょっと細い方ですね、彼、実は豊山中学出身なんですよ。
豊山で水泳をやりたくて、中学入試を経て、そして全国で活躍するチームの部長になった。本人も実はバタフライの200mで優勝しています。北川くんです。本当に自分を出し切っている。そしてお互い仲間をたたえ合う。男の子が成長するポイントってここです。
同性に認められる。
ご家庭の中で身近な同性がいると思います。例えばこんな少年がいました。
兄貴に認められたんだ。
お兄ちゃんが一言「お前最近よく頑張ってるな」って言ってくれた一言がすごく励みになった。こういう空間が、本校、男子校日大豊山には、日頃もあるっていうことなんですね。
試験頑張った少年を「よくやったな」とはげます。そして次の試験のときに「おい勉強教えてくれよ」ってやるんですよ。そうすると男の子ってあけっぴろげです。お互いに勉強を教えあって、お互いに学び合う、まさにそんな瞬間もあるんですね。
いかがでしょう、ぜひ後で本校のホームページ、ブログ見てください。そして彼ら水泳部に限らず、多彩な部活動、その仲間たちがそれぞれ活躍している。運動部だけじゃない、文化部もそうです。
運動が苦手な子だと肩身狭い、そんなことないですよ。鉄研、大いに活躍をしています。こういうところが男子校のいいところであるし、本校の特長なんじゃないかなって思います。

さてそうは言っても勉強はやらせてくださいな、というところなんですけども。
苦手科目の補習ありますかとか、勉強って自主的にできるようになるんですかというご質問もいただいてるんですけれども、大丈夫ですよ。
男の子にあってほしくて、ないものってたぶん「段取り力」だと思うんですよね。ランドセルの中に一週間前に配られたプリントが入ってるなんてこともあるでしょう。
「中学入試はなんのためにあるの?」「あなたの将来のためよ!」には、絶対に彼らはついてこないです。
そうじゃなくて、「何を学ぶの?」「学んだものがどういうふうに生かされるの?」をちゃんと理解できる力を彼らは持ってるんですね。
中学生は朝8:10に登校したらモーニングアシュランスプログラムといって、毎朝繰り返しテストをやっていきます。そうすると、写真のように彼らは自己採点が終わったらあけっぴろげに点数を見せ合うんですけれども。
できるところとできないところ、しっかりとそこをフォローアップする。あとは中学2年生で勉強合宿行ったり、中学3年生から高校生にあがる前にはチャレンジ補習もあります。
今のうちにちゃんと勉強の仕方はフォローアップしていこうよっていうところがすごく重要な部分なのかなと思います。
春夏の講習ではしっかり自分の苦手な科目をフォローアップしていきます。またチューター支援として卒業生の先輩たちがやってきて、もっと身近なスタンスの中で一生懸命教えてくれる、そんなことが日頃からある学校です。

授業もいろいろです。ただやはり彼らの中には体験が大切だ。
英語の授業が好きな男の子、もちろんいますよ。でも、彼らが好きになったきっかけってこの写真(左下)にあるフリーセッション。ネイティブの先生が4人いるんですけども、放課後にこうやって集まってきます。今もマスクを着けてやっています。「英語って面白いな」っていうことを理解してから好きになるんです。
例えば理科の授業も、理科専用の教室が全部で4つあります。中学生専用の教室もあるんです。ですから実験も繰り返しできます。そのところで体感していく。
そして調理実習。上に写真(右上)がありますがどうですか。日頃からこういうことができてるかどうか。
よく私、説明会で言うんですね。「朝食食べてきた?茶碗とかハシとか、自分で洗ってる人どれだけいる?」って。
ある保護者の方がこう言ってくれました。
「うちの息子が、今晩の夕食ぼく作るよって言って作ってくれました」
多分、学校の調理実習の再現なんでしょうね。親子丼とか何か作ってくれたようです。
「最後までやってくれたんです」って、お母さんおっしゃるんです。
その「最後」ってなんですかね。

異性に頼らないで、人として、彼らがどう成長していくか。
前に説明会の質問の中に「ジェンダー教育してますか?」っていう質問がありました。
ジェンダー教育って「教育」なんでしょうか?
私は違うと思います。自然なスタイルの中で自らが学んでいくものですから。
男子として成長していく、いや、人としてどう成長していくのか。
そこにはいろんな仲間がいていいんじゃないかな。ロボコンやってる子、吹奏楽やってる子、趣味の世界に一生懸命の子、野球やってる子、水泳やってる子、こういう仲間がお互いに仲いいんです。
吹奏楽部だったら今の時期、普段だったら日焼けしてます。どうして?だって彼らの戦いの場面は野球部と一緒なんです。神宮球場スタンド。
何年か前に吹奏楽がやりたくて本校にきた中学生がいました。最初びっくりしてました。渡された楽譜が「ルパン」「紅」、これ野球の応援歌。神宮球場のスタンドに行っても野球のルールを知らない。エールの交換なんかも知らないわけです。でも応援はする。最初は戸惑ったようなんですね。でも次第に「先生すごく楽しいよ」って言うんです。
知らない世界を味わう
いいんじゃないですか。こうやってリアルな体験、経験というのはすごくお互いを成長させていく。だって応援する側される側が今度は逆転するわけです。野球部が吹奏楽部の演奏会の応援に行くんです、練習終わった後に。あの男子校の野球部って汗臭くないですからね、ファブリーズの香りします。みんなで花束を持っていくわけです。「いつもありがとう」とカーテンコールのときに壇上で、男子同士のハグも見てて清々しい、そんなお互いの関係を築き上げている。
そして、彼らは身近な異性に頼っていない。
そうです、野球部だって自分たちで合宿先で洗濯物も洗うわけです。
小学生の男子にそんなことまでお願いするつもりはない。でも一生涯かけて我々は共学人生を送る中で、この6年間を、男子校を選ばなければ、彼らは身近に異性がいて当たり前と思ってしまうわけです。その代表例がお母さんです。
洗濯してもらって当たり前、料理作ってもらって当たり前、でも、彼らが人生の中で素敵な人と出会いそして家庭を築いたときに、彼らは立派に人としてその家庭を守っていく存在でいなくちゃいけないわけです。「やってくれて当たり前だろ」じゃなくて「やってくれてありがとう」と。ここには男女の性差というものは外すことはできません。
どんな人に成長させたいですか?
ここが学校選びのポイントの一つになるのかな。
確かに男子校は少ない。女の子には女子校って選択がある。別学よりも共学に目が行きやすい。でも実際、男子は男子の空間の中で成長する。こういう瞬間って、彼らの成長とともに、彼らの生涯にわたる財産である仲間を作っていくベースになっていくんだっていうところですね。

さあ、男子のスイッチが入るもの、いきなりタイトル変わってびっくりしたかもしれませんが、今年の中1に聞いたんですね。豊山が気になるきっかけになったことを聞いたら、次の3つの答えが返ってきました。

1つ目、なんだかわかります?実はさっき説明するのに、私も食べてみました。お昼の弁当です。茶色い弁当、揚げ物、揚げ物、とどめはコッペパンに唐揚げ、そしてタルタルサンド。胸焼けしますよね(笑)、私も実はまだ半分残してるんですよね。
お弁当を作ってください。6年間。でもさぼってもらって結構ですよ。100種類ぐらいのお弁当売ってます。これは本当に一部の茶色いものしか写してませんけど、野菜がたっぷりのお弁当やパンなんかもありますから安心してください。中1でも自由購入可能です。
でも、こういうものを見たときに、食べてみたいと思ってスイッチが入った少年がいたそうです。

野球少年もいました。高校野球が甲子園に行ったときの優勝盾と、そのときの卒業生がプロの世界、ベイスターズですね、2人行きましたけども、対談記念に高校に寄贈してくれました。これを見て、豊山に来たいと思った少年がいた。

はい、これは学校の中です。実は11階建ての建物なんですけども、移動はエレベーターだけじゃありません。エスカレーターがあります。そうです。教室にエスカレーターで上がれるんです。
「ぼく、教室にエスカレーターで行くんだ!」
あの、スイッチ入ったそうです(笑)。
男の子ってこんな感じのとこもあるんですねっていうことで、ぜひ学校見学していただきたいなって思います。

さて、そうは言っても最後、大学付属の話は聞かせてくれよって話なんですが、確かに大学付属として我々の立ち位置あります。でもこの中で、大学選びって何が大切かって学部なんですね。将来どんな仕事に就きたいのって考える瞬間なんです。
最終的に、大学は名前じゃない。断言します、学部選びですね。
そしてその学部を選ぶのに、付属を使っちゃってっていう話なんです。さあこういう資料ってよく出てます。

本年度の進路状況です。こういう数字って、ちょっと斜に構えて言いますよ、特に今回小学6年生以外の方もいらっしゃいますんでね、今後の参考のために。
「合格実績ですか?進学実績ですか?」っていうところです。もうカンの良い方はわかってらっしゃいますよね。合格実績って延べ人数です。
でも皆さんが知りたいのは多分「進学実績」だと思うんです。それも男の子の保護者としてみれば、当然男子の進路となっていくんじゃないでしょうか?

日本大学には16学部87の学科があります。
「学部選べるよね」
よくそうおっしゃる方いらっしゃいます。確かに間違っちゃいません。でもこれは、「選べるよね」の前に、どういうふうに選んでいったらいいのっていうことを、しっかり我々も話をしていかなくちゃいけないんですね。
例えば、中1の少年に「将来どんな大学を目指すんですか?」なんて言ったってわかんないです。
そもそもなんですが、今画面の前にいらっしゃるお父様やお母様が12歳の時に描いていた自分の将来像、今どうですか?それを具現化した方もいらっしゃるし、そうじゃない方もいる。少なくとも私は、後者です。
まさか自分が12歳の時、教員になるとは思っていないです。でも、そこに至るにあたり、どんなことをやっていったらいいのっていうのは、大学の学部選びが大きく影響してるわけです。
それを日本大学っていう、大きなフィールドを使って体験してくださいっていうのが我々からの一つの提案です。
もし、ご子息がこんな質問してきたらどうします?
「僕、理工学部か芸術学部か迷ってるんだ」
これ、大人の感覚ですと「えっ」て思いますよね。確かにそうです。だってアートの世界とテクノロジーの世界です。
でも例えば本学の場合、理工学部に生産工学部ってあるんですが、創生デザインとか生活デザインっていう学科があるんですね。あと芸術学部にも実はデザイン学科があります。
芸術学部のデザイン学科ってアートの世界でしょ?広告デザイン、Webデザイン、確かにその世界もあります。でも今、世の中で言われている、みんなが使いやすいデザイン=ユニバーサルデザイン、これはある意味、工業に関する世界です。この工業に関する特許、実は日本大学芸術学部持ってるんですね。
彼が私になげかけた質問「先生どっち行こうか迷ってるんだ」に、ふっと気付かされました。なるほどな、彼が目指す世界はここにあるんだな。そこに対してどういうアプローチをしていくのかな。
これだけきちんと学部を選べる大学付属って多分ないと思うんです。
実際に大学付属って世の中にたくさんあります。でもどうでしょう。例えば文系しかない、理系しかない、単一学部しかないって結構あると思うんですね。

大学は学部選びだ。
男の子の学部選び、文系も多いけども理系も多い、これが一つの特徴なんですね。理工学部ぴょーんと跳ね上がってます。日大の付属って全国に26校あるんですが、うちと豊山女子以外は全部共学です。
豊山女子と比較すると、やはり理工学部の数、生物資源科学部の数というのは、男子の特徴を表していると思います。そういったところはやはりほかの付属との違い。ですから、男子の進路、大学選びは学部選び、そして結果として、国立難関私大も含めて行ってんだぞということなんですが。

実は今回、国立これ全て豊山中出身です。
やっぱりちゃんと選んだ上で、大学に足を向けている。今日もしかしたら中学校3年生の方もいらっしゃるかもしれません。3年間で十分これ叶います。どうしてって言ったら本校、学部持っている大学付属です。ただやはり中学校から来た方は、中1、中2で「仕事ってこんなもんだぞ」、そして中3で、ここにコンパスってありますが、学部見学に行ってもらってるんですね。

歯医者さんの真似事をしています。大学の講義を受けています。これが高校に上がると、実は単位の事前履修っていうものができるんです。
先月かな?文科省から高校生でも大学の単位取れるようにしようなんて話出てましたが、もう豊山やってます。
こういうダイナミックな広がりをどうですか。6年かけて拝見しませんか。
ご家庭で考えたときに、ご子息の進路は一つしかない。どんなところに行ってほしいかは当然考えてしかるべきだと思います。
でも、この学部の広がりを見てください。毎年、医学部に卒業生出している付属って豊山だけです。
日大ってすごいんですよ。だっていろんなナンバーワンがあるもん。例えば動物病院の先生、私学で一番出してるの日大です。1級建築士、一番出してるのは、理科大さんでも芝浦工大さんでもないです。圧倒的多数日大です。就職の世界でいったら公務員一番多いのは早稲田さんでなく日大。JR東日本、2番手が国立新潟大学約50人、日大は120人就職してる。
それぐらい、いろんな学部がいろんな力を持ってる。ほかにもたくさんあるんですよ。そういう学部に行き、そして互いにこういう仲間が皆さんの同級生になる。同級生が、医者から弁護士から芸能の世界までものすごくいろんな世界に羽ばたいていく。
これ、君たちの、ご子息の将来の財産ですよね。
そういう、学校選びをしてほしいな。
そんじょそこらの付属じゃないぞって言ったのはここなんですよ。
東大にいきたかったら、ドラゴン桜でいいんだと思います。でも理系で勉強してた彼が文転を、結局ドラマの中で戻りましたけども、医者になりたかったら東大理三に行かなかったら、医学部行かなかったら医者になれないんです。ちゃんと学部を選んだ結果の次の進路、そして就職。
どうでしょう、付属というものを使う一つのきっかけになるんじゃないかなって私は思うんですが、いかがでしょうか?

さて去年の入試報告、そして今年の入試について、少しお話をしていきたいなあと思います。ここに書いてある通り変更点はありません。6年生の皆様方に対しては今後の学校説明会でぜひご覧いただければと思いますし、また、4、5年生はもちろん3年生の方も構いませんよ、学校に遊びに来ていただく機会をぜひ作って欲しいなと思います。
入試についてお話をするんであれば、変更点が全くない。ですから安心して入試に臨んでいただけたらなあと思うんですね。
過去問集なんかもありますけれども、全然かえてません。去年の6年生がね、ちょうどこの時期、「今年の入試どうなるの?」とものすごく心配されました。試験範囲なんかも短縮した学校があったりしたと思うんですね。いろいろあったんですよね。でも、こういう社会状況の中で、変更点があればもちろん対応はしますし、「本校は一切変えません」ってことで、去年の入試も、今年の入試も考えてそのように進んでいますから、ご安心いただけたらなというふうに思います。

最後になります。
学校選びは母校選びであるということ。
たくさん仲間というものがどういうふうに君たちの将来、関わりを持っていくのか。
男子校っていいよ!
だって仲間がたくさん増えるんだもん。
そしていろんなところで活躍している仲間が、20年30年経ったときに、君たちのまさに財産になる。
これが、男子校日大豊山だということをお話申し上げました。
ご覧いただきましてありがとうございます。
※一部内容を編集しています。
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