やる気のない子どもが変容する3つのカギ 「学習性無力感」から「自己効力感」へ<共創・探究型 中学受験塾ヒキダスプラス>

日時
2024年3月20日(水)
19:15 - 20:30
  


内容

こんにちは。共創・探究型 中学受験塾ヒキダスプラス 代表の有好(ありよし)と申します。

ここ数年、近い将来を予測する言葉として「VUCA」(ブーカ)が盛んに使われるようになりました。

VUCAとは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)という4つの単語の頭文字をとった言葉で、目まぐるしく変転する予測困難な状況を意味します。

いわば流れの読めない「激流」と言ったところでしょうか。

子どもたちは、そんな世の中を泳ぐうちに、「どうせダメだ」という「学習性無力感」を内側に積み重ねてしまう危険があります。

これから世の中の「激流」に飛び込んでいく子どもたちのために、無力感から抜け出せるように「浮き輪」をたくさん用意するのか?、それとも「泳ぎ方」を教えるのか?ーもちろん後者だろうと考えていました。

けれども、もしかして世の中にはちゃんと「一時停止できる場所」があって、そんな激流の中の「よどみ」を見つける能力の方が実は案外必要ではないだろうか?ー最近はそんなふうに考えるようになりました。

文字通りの急流において、激流部分しかないとすれば、魚やその他の水辺の生物たちは、暮らしを営むことができません。

水生生物たちが生きられる環境とは、実は「よどみ」をうむ地形や水草がところどころにちゃんとあることです。

これは人間の営みにも言えることのはず。

何事も変化し続ける社会において、「よどみ」は、時代遅れで無駄なものに見えますが、そういうものがなければ、わたしたちは自分の生活を主体的に送る上で無力感だけをを積み重ねてしまうのではないでしょうか?

「イマの中高生は将来やりたいことが少ない」と言われる原因の一つに、この「無力感」が関係しているような気がしてなりません。

中高生の生活も心身ともに忙しさが増しています。学校の授業、定期考査、部活、塾、SNS、ゲームからくるテクノストレス、友人関係・・・いわば「激流」です。

では、どうすれば良いのか?

そんな中高時代を過ごした新大学生へのインタビューを交えながら、「学習性無力感」から「自己効力感」へ変容を促す3つのカギを、保護者の皆様と一緒に考える時間を持つことができたら幸いです。

主な対象は新中1〜新高1の保護者様ですが、中学受験へ向け歩を進めている小学生の保護者様にも、わが子のやる気を引き出したい保護者様にも有用な内容にしたいと存じます。

セミナー当日、画面上ではございますが、皆様と時間を共有できますことを、楽しみにしております!

質問は予約時にコメント欄へどうぞ。※全角120文字以内

当日チャット形式で質問をすることもできます。

講師


共創・探究型 中学受験塾ヒキダスプラス
代表 有好昌希(ありよし まさき)

大阪府堺市生まれ。現在川崎市宮前区在住。学生時代は住宅設計・都市環境・建築史を中心に学ぶ。幼児からの能力開発および中学受験指導歴25年。非常勤講師・大手進学塾勤務・部門リーダー・少数精鋭個人塾統括マネージャー勤務を経て、2014年ヒキダスプラスを開校、「代表戸締り役?笑」として現在に至る。幼少期の学びが、そのまま10歳以降の学力の伸びに直結することを痛感。そろばん・公文など、あとで困らないための先取りではなく、“あと伸びする遊びと学びの融合”の研究構築に10年を要した。首都圏中高一貫校合格実績多数。受験においては中学校ごとの出題傾向と生徒の適性を考えて進路をアドバイス。指導や提案に選択肢がいくつかある際は、「この子の未来にとって何がベストか?」を考える。JADP認定チャイルドコーチングアドバイザー。建築士免許保有(使い途なし!)。子どもは現在大4と高2(男の子)。​​

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