QUESTION 04
受験を終えて、特に大変だったことは?
受験全体を通じて「特に大変だったこと」を最大3つまで選んでもらいました(1人が複数回答できるため延べ333件)。高校受験では志望校の選定・内申の管理・費用の確保・子どものメンタルサポートなど、保護者がこなすべきタスクが非常に多岐にわたります。保護者が実際にどこで苦労したのかを見ていきます。
内申点の影響が思った以上に大きかったこと
子どものやる気や気持ちの波への対応
塾や受験にかかる費用負担
高校の数が多く、違いがわかりにくかったこと
志望校がなかなか決まらなかったこと
塾選びや塾への送迎など
① 内申点(85人):「行きたい高校」と「行ける高校」の乖離
圧倒的1位は「内申点の影響が思った以上に大きかったこと」(85人・62%)。内申不足で受験できる高校が絞られてしまったり、チャレンジしたかった高校をあきらめざるを得なかったりというケースが多く見られました。当日点では合格できる可能性があっても、内申の基準を満たさず出願すらできない——そういった「見えない壁」を受験期に初めて実感する保護者が多いことが示されています。
内申が悪かったので、行ける高校を絞るのに親がヤキモキした。学力を上げても内申点が低かったため苦労しました。
1学期の内申が3年間でもっとも低く、仮内申後に併願校探しが11月後半に変更となり慌てた。
『行きたい高校』と『行ける高校』の違いを子どもが理解しないと、やる気が起きることはない。
② 子どものやる気・気持ちの波(71人):親のメンタルも試される
71人(52%)が選んだ2位は「子どものやる気や気持ちの波への対応」。受験勉強が長期間にわたるなか、子どものモチベーションを維持し、落ち込んだときに寄り添う親の役割の難しさが浮き彫りになりました。「子どもの不安やイライラに引き込まれないようにする」という精神的な負担は、費用や情報収集の大変さとはまた異なるものです。
本人の不安やイライラに引き込まれないで平常心で構えてあげることが1番大事だったと思いますが、すごく難しかったです。親もかなり辛いです。
ギリギリのところにチャレンジするかあきらめて確実なところにするかの判断がすごく難しい。本人の気持ちと現実とこの先どこまで伸びるのかの予想の兼ね合いの難しさもある。
思春期の子どもの態度に自分自身の心がどうにかなってしまいそうと思うこともありましたが、家族や同じ状況にあるママ友などに愚痴を聞いてもらい、何とか乗り越えることができた。
③ 費用負担(62人):月謝だけじゃない、積み重なる出費
62人(45%)が選んだ3位は費用負担です。月々の塾の月謝だけでなく、夏期・冬期の集中講習費、模試受験料、英検・漢検などの資格検定費、さらに塾の送迎にかかるガソリン代や交通費など、受験期にはさまざまな費用が重なります。また、塾側から追加講習やオプション講座をすすめられ、どこまで入れるべきか悩む保護者の声もありました。
塾は個別指導のところで苦手と得意教科を集中的にやり、後は全県模試や英検・数検を受けて実力確認と内申点UPをしました。塾代・模試代・検定代といった費用もかなりかかりました。
塾からはあれやこれやとオプションを提案され、正直困った。費用対効果があるかどうかをしっかり見極めて考えた方がいい。
④⑤ 学校選び(45人・41人):多すぎる選択肢という悩み
「高校の数が多く違いがわかりにくかった」(45人)と「志望校がなかなか決まらなかった」(41人)は密接に関連しています。特に東京都・神奈川県は学区がなく数百校から選ぶ必要があり、情報収集そのものが一苦労でした。「どんな学校が自分の子に合うのかわからない」という状態から志望校を絞り込む過程で、保護者も相当なエネルギーを費やしています。
私立高校に関しては、特徴や基準など調べるのが大変でした。説明会も日にちがダブってしまったり、模試と重なったりで思うようにいかないことも。30校ほど足を運んだがなかなか決まらなかった。
学区がない分どこにでも行かれるので選ぶのが大変だった。
「それほど大変だったことはない」を選んだのは140人中わずか3人(2%)。ほぼすべての家庭が受験期に何らかの困難を経験していることがわかります。




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